2025年11月23日（日）、バンコクの Knowledge Exchange Center（KX） にて開催される
「Thai–Japan Symposium 2025」 に、弊社代表の信藤が登壇します。
今回のテーマは 「コミュニティ再構築におけるデザインの役割とその再定義」。
Mathurada Bejrananda 氏（RMUTR ソーシャル・イノベーション・デザイン 講師） とともに、
以下の研究テーマで発表を行います。
”Integrating Co-design and Service Design for Resilient Community Regeneration”
本研究は、バンコク旧市街ナンロン地区を対象とした住民参加型デザイン実践をもとに、
「アート」「デザイン」「サービス」という異なる実践領域を往還しながら、
社会的包摂とレジリエンス構築を支えるデザインの仕組みを探る試みです。
世界各国の研究者との協働を経て15年以上続くこの取り組みは、
アートプロジェクトがもたらす一過的な活性化を越え、
住民の意思決定・制度設計・価値共創を結びつけるデザイン実践として発展してきました。
本発表では、企業・行政・地域を横断する共創の枠組みを、
Participatory Service Design（参加型サービスデザイン）として再定義し、
都市における持続可能な再生と社会的包摂の両立をどのように実現できるかを論じます。