コミュニティの課題解決にアートとテクノロジーの力を活かす株式会社オルトデザインオフィス(本社:東京都渋谷区、代表取締役:信藤博之)は、広島県東広島市の観光拠点「道の駅 湖畔の里 福富」(本社:広島県東広島市福富町久芳1506、指定管理者:一般財団法人東広島市地域振興事業団)と提携し、地域活性と観光体験の質的向上を目指したDX支援プロジェクトを開始しました。
本プロジェクトは、独自のAIシステム開発や機械学習による分析技術を活用し、情報発信の強化、来訪者の動線最適化、対話的なコンテンツ設計などを含む「3カ年計画」として進行中です。第一フェーズでは、現地利用者の行動観察に基づいた課題抽出を行い、施設における体験価値の再設計を行います。
特に本プロジェクトでは、来訪者の関心に応じて情報が変化するサイネージや、ユーザー参加型アンケート、行動パターンに応じた改善アルゴリズムの構築など、コミュニケーションを誘発する設計が組み込まれています。単なるデジタル化ではなく、地域資源の魅力を引き出す体験として再構築することを目指しています。
さらに、AR(拡張現実)やVR(仮想現実)技術の活用による没入型体験の提供、遊具エリアにおける実証実験の実施、地元産品や特産品を活かしたEC(電子商取引)システムの導入など、多角的な施策を段階的に展開していきます。
【提携の背景】
「道の駅 湖畔の里 福富」は、四季折々の自然に囲まれた広大な敷地に、農産物直売所、飲食スペース、大型遊具広場などを備え、地域住民と観光客の交流拠点として親しまれてきました。
近年は情報取得のデジタル化や観光ニーズの変化により、体験設計や回遊性の向上といった新たな課題が浮かび上がっていました。こうした背景から、国内外で公共・民間のDX支援に実績を持つオルトデザインオフィスが連携し、施設全体のブランディング再構築や、コミュニケーション設計の最適化を進めることになりました。
本プロジェクトは、オルトデザインオフィスがこれまでに官公庁・大学・自治体・企業との連携を通じて蓄積してきたアカデミックと実務の知見を活かし、大阪公立大学 都市科学・防災研究センターとの連携体制も構築しながら、「来場者行動のデータ分析」や「多言語対応」、「AIによる来訪者体験のパーソナライズ」など、次世代型道の駅のモデル構築に寄与するものです。
今後は、広島県内外の自治体関係者や観光施設運営者に向けて、本プロジェクトの進捗・成果を発信し、ロールモデルとしての展開も視野に入れています。
【会社概要】
社名:株式会社オルトデザインオフィス
代表取締役:信藤博之
所在地:東京都渋谷区(タイ・バンコク拠点あり)
事業内容:DX支援、ブランド戦略、AI導入コンサルティング、展示会設計・視察ツアー運営ほか
URL:https://alt-design.tech/
【施設概要】
施設名:道の駅 湖畔の里 福富
所在地:広島県東広島市福富町久芳1506
指定管理者:一般財団法人東広島市地域振興事業団
施設概要:自然に囲まれた広大な敷地に、農産物直売所、レストラン、大型遊具付き広場などを備えた観光交流施設。地域住民と観光客の交流拠点として親しまれている。
URL:https://kohannosato.co.jp/
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社オルトデザインオフィス
contact@alt-design.tech(担当:森)